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(from Amazon.co.jp)「2007」
東欧をテーマにした前作『グラグ・オーケスター』でデビューしたアメリカ人、ザック・コンドンのプロジェクトによる2nd。今回はフランスの町をイメージして、トラディショナルなサウンドを、アコースティック楽器中心ののどかなアンサンブルで繰り広げている。
「タイムレスでボーダーレスなブラス・バンド」
東欧を指向していた前作と比べると、今回は、同じくブラス・バンド編成の音作りですが、東欧ではなく、歌唱、フランスを指向しています。そのことを示す具体的な要素としては、「シェルブール」という曲名、フレンチホルンの使用、シャンソン風のメロディなど。ヴォーカルは、ルーファス・ウェインライト、故ジェフ・バックリィ、アントニーなどの崇高な雰囲気の漂うヴォーカルに似ています。いわゆる欧米のロック&ポップスの観念を打ち破るタイムレス、ボーダーレスな音楽。ニューヨークのなかにあるワールド・ミュージックと表現したほうがいいでしょう。
日本盤には、アーティストの意向とやらで、歌詞・対訳がついていません。ショートストーリーとその対訳とがあるのみです。しかし、ボーナスとして、「ナント」「サンデイ・スマイル」、「シェルブール」のヴィデオ・クリップがついています。古いレンガ造りのアパートなどを舞台にヴォーカルとブラス・バンドとが共演しています。とても味があります。ヴィデオ・クリップ一般では、CD音源に合わせて、口パク、あてぶりをするのですが、ベイルートの場合、ライヴ演奏を録音・録画しているようです。
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